moKA通信

欧州~北欧一人旅'08 vol.4

■7日目 5/11 日

朝、オランダ・アムステルダムをチェックアウトし、3つ目の目的地
デンマーク・コペンハーゲンへ向かいます。

12:30のエアで飛び14:00カストロップ空港着。
ターミナルからコペン中央駅まで電車で移動、ホテルチェックインは
なんだかんだで15:30頃。

翌日の月曜日は観たい美術館が休館、さらにその日も17:00で閉館のため、
急いで徒歩で向かいます。

公園の中にひっそり建つ国立美術館は、元々19世紀後半に建てられたもので、
近年に増築。マドリッドのソフィア王妃芸術センターでもそうでしたが
古いものは当然活かす発想。(日本だと安藤忠雄デザインの上野の図書館など)

右が古い方で、増築棟を少し離して建てることで、そこにアトリウムが生まれます。
ヨーロッパではよくあるパターン。

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美術館は夕方早々に閉まるのに日が沈むのは22時ごろ。
まだまだ時間があるので街並み散策。
昔のカスレット要塞や人魚像を観がてら、湾岸沿いを。

対岸にオペラハウスを発見。設計はデンマークを代表する建築家
ヘニングラーセンです。
オランダのミュージックヘボウよりも、スイスのコングレスセンターを彷彿させる
はねだした屋根。屋根をフラットに、薄く、シャープにいかに見せるかは多くの
建築家が挑む対象です。(若輩ですが私も・・)

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ふとガイドブックに載っていない目を引く建物を発見。
どうやらシアターのようですが、閉館で中には入れず、ガラス越しに中を覗き込んだり。
上層階の窓のデザインがいいですね(開閉部はポジションが微妙に変えてあります)

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引き続き海沿いでこんな建物も。
外壁は塩害で錆びたのか、あえて鉄錆のテクスチャーを表現しているのか。
おそらく後者でしょう。

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他にもあちこちみていて思いましたが、こちらの建物では、板金に銅板を多用している。
緑青の色が風合いを醸し出します。
写真の右の面は外壁全般に銅板が採用してあります。

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そしてデンマークといえば、巨匠アルネヤコブセン。
氏の晩年の作品「デンマーク国立銀行」。
大理石とダークな色合いで構成された外観が目を引きます。
実は完成を待たずして氏はこの世を去ったといいます。

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ビジネス街から河を挟んで対岸には、学園都市風の研究施設が整然と
等間隔で10棟ほど並んでいました。

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王立図書館は通称「ブラックダイアモンド」と呼ばれ、ハイテクデザインの建物。
設計はシュミット&ハンマー&ラッセン。
ブラック~の所以となる外装は南アフリカ産の花崗岩です。
ガラスのカーテンウォールはダブルスキンが見て取れます。

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日曜は観光スポットであるにもかかわらず、ほとんどのショップが休み。
逆にいえば休むところはきっちり休む余暇の過ごし方に、日本も見習うべき?

■8日目 5/12 月

ということで、デンマーク2日目は買い物をメインにとおもいきや、どこもかしこも
閉まってる。
たまたま開いていた日本人経営のショップで聞いたのが、今日は降臨祭で
ヨーロッパ全域で祝祭日にあたるそう!
なんとまあ運が悪い。でもそこの店でジョージ・ジェンセンなどを買い漁りました。

ショップは閉まってますが、照明はつけている。
行きたかったショールームもウィンドウ越しに写真を撮りました。

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引き続き観光。
ニューハウンというエリアには、カラフルな集合住宅が建ち並び、そのほとんどの
1階部分がカフェになっていて大勢の人が寛いでいる、なんとも欧州らしい美しい景観。
目の前の運河では観光客向けの大型ボートが行き交います。

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そして、おそらくこのあとくらいであろう時間帯に、なななななんと財布がない!!!
一瞬青ざめる!
街を歩くのに、首から一眼レフカメラぶら下げるのもツーリスト丸出しだし、と思い
ショルダーバックに入れてまして、撮影や買い物だとカメラと財布を幾度となく出し入れ。
その際に落としたのか・・・いや落とせば気づくであろうに・・・
やっぱ盗まれたか・・・ 当然バッグから離れたことはないし、スラれたなら
相当なプロの仕業!!!
一人旅での旅行。そんなことは用心しておいて当然であろうに、落とした現金カードの
心配より、自分が情けなくてしょうがなかった。(旅先でこんなこと初めてで・・)

あえて羞恥心を抑えてこれを読んでいる皆さんへ
カバンは背中に掛けず、財布は万が一のため分割して管理しましょう!!

しょぼくれて部屋へ戻り、カードのストップ。盗難手続きを警察へ。
不幸中の幸いというべきか、部屋に現金と別のカードをおいておいてよかった・・・


・・・落ち込んでもしょうがない、観光続行です。

前述のヤコブセンがデザインしたホテル「ラディソンSASロイヤル」へ。
客室はほとんどがリノベーションされているようですが、1961年創業当時のままの
部屋もあるそうです。
ロビーには氏デザインのスワンチェアがあちこちにありました。

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デンマーク含め、その後の北欧ではタクシーのほとんどがメルセデス。
その中でもデンマークだけが、ボディーに各社それぞれのラッピング広告を
施している。(写真に写るのは地味ですが、凄いハデなものがよく走ってます)
中央駅の前の客待ちタクシーです。

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by mokadesign | 2008-05-26 10:50 | 旅行